会いたくても会えない味
今週のお題「私の好きなアイス」
一生わすれないよ・・・
絶対に・・・
森永みぞれ練乳がけイチゴ・・・
旨い…
数年前の話ですがこの記事を見るまで生産中止を知らずスーパーを駆けずり回って探してました。
この味と似たような味のアイスはきっと探せば食べられる、けど、
そうじゃないんですよねえ。
このプラスチックの触り心地とか、フォントとか、まわりの霜とか、木のスプーンとか…
焼き鳥は串のまま食べたいのと同じで、味って舌だけで感じるものじゃないですもんね。
食べるという儀式そのものに美味しさが関わっているとテレビで観た記憶があって、本当にそうだなあとしみじみ思います。
このアイスの美味しさの理由は沢山あると思いますが、
まずサイズが丁度いい。溶けないうちに完食できるから。
それから味がしっかりついているところ。
練乳が梅の花びらのような配置でぽつぽつとかかっているのもポイントですね。
舌が「不均一」を感じるとき、美味しさを感じるらしいです。
食戟のソーマで読みました。
ラー油が浮いてる醤油とか、混ざりきっていない卵かけご飯とか、
バームクーヘンの砂糖コーティングもカステラのザラメもそうかもしれないなあ。
それでいうと、シュークリームの上には粉砂糖がかかっている方が断然テンションが上がるし、
日清焼きそばはソースが混ざりきらないように雑に炒めて白い部分を残して食べるのが好きです。
アイスの話から逸れてしまったので戻しますと、
つまり森永みぞれ練乳がけイチゴの美味しさの秘訣は、
みぞれの部分が持つ懐かしさ・均一に染みたイチゴシロップ=飽きない美味しさ
不均一に散らばる練乳=飽きさせない工夫
う~ん、シンプルな作りの中に洗練を感じた時には心が震えます。
まあすべて私の勝手な想像ですけどね。
ちなみに私は現在南半球在住のため季節は冬、アイスより鍋が恋しい肌寒さです。
雪見だいふく食べたいなあ…
ねき