脳 内

ひたすら雑記、大事なことを忘れないようにメモする場所です

最近、焦燥と週7でLINEしてる

ただの日記です。

 

 

月曜日のバイト帰り、夜の9時半頃にひとりスーパーへ。

冷蔵庫の卵もしくは野菜が減ってきてプラス次の日のバイトが休みだと必ず買い物に行くようにしている。

 

以前からパッケージを見かけるたびに美味しそうだなと、いつか買いたいと思いつつもやや高めで買えずにいた棒付きアイスがあった。

ラズベリーソースが螺旋状に入ったバニラアイスをホワイトチョコでコーティングしているヤツ。日本のパルムみたいなパターンの。

 

そのアイスが、珍しく安売りしていた。ほぼ半額だったかな。

これはやっとチャンスが巡ってきた!我慢していて良かった!

と、些細なことだがそうとう喜び購入。

 

そして今さっき、箱を開け、ひとつ食べ終わり、夜中に食べる罪悪感も相まって非常に美味しく頂いた。

 

 

前回、今週のお題として「森永みぞれ練乳がけイチゴ」というアイスの記事を書いたにも関わらずまたアイスの話から始まったが、今回書きたいのはアイスの味のことではない。

 

アイスを食べながら考えたこと。

 

 

ここ数年の私の思考は、年齢もあって将来のことばかりだ。

 

学生という人生が恐ろしく不向きであると自負しているものの、

学校へ通うメリットも捨てきれなかったりする。

 

不得手なもの、希望とズレるものを極力避けるだけが良い人生だとは思っていないので、とにかく何かをする、ということには積極的でありたい。

本当のものばかり探そうとしても直ぐに見つかるはずがないのだから。

 

だけど、心が求めていない道へ行く決心などつくはずもなく。

目先の色んなことから逃げ続けているという自覚と、実像のない焦燥感だけが体の中をかけめぐり、目の前にモヤがかかる。

 

今この時、同じような葛藤を抱える同世代は何千万人いるだろうか?

それでも想像してしまうのはそんなお仲間のことよりも、自分より辛い人や、偉い人のことだったりする。

 

比べて比べて、自分にがっかりするだけだ。

なんて不毛なのかしら。

 

美味しいアイス一本のために私は働きたい、ふとそんなことを考えた。

 

小さな幸せを集めて細々と生きていきたいというのがかねてからの私の夢ではあったが、その夢の抱き方がいかに稚拙であったかを自覚した。

 

小さな幸せ ”で” いいなんて、失礼な話だ。

今の私にとって、小さな幸せと呼ばれることこそが人生のメインになっていて、

それらを強く渇望しているのだから。

 

私の夢は、存外とても大きくて、立派な夢であると気づいた。

 

これから先の人生、思うままに生きたくて、

まずはやりたい仕事を探すつもりでいたが、

死ぬまで仕事が見つからないという想像は、恥ずかしながらしたことがなかった。

 

なまじ器用であるがゆえに人とは少し違うフィールドで生きているような気になりがちな自分を一生懸命律して、身の程をわきまえ平凡を尊ぶように生きてきたつもりだったが、

いくつになっても自分の潜在的な驕りの発見というのは尽きない。

 

仕事、いつかは見つかると思い込んでたわ。

実際に探してダメで絶望する段階に至る前に、そんな未来を案じる発想力が欠けていた事への失望。

 

運良く安売りになった、お目当てのアイスを食べて、

あ~こんな小さな幸せのために生きられればそれだけでいいや。あたたかい布団とおいしい食事が一番だよな。

なんて浸っている数十分前の自分の頭を太平洋の大陸棚にぶつけたい。

 

それはあたたかい布団とおいしい食事を苦労して手に入れた人に許された思考だ。

今の私にはまだ、たいして大きな人生の失敗なんて無く、未熟そのもの。

ささやかな幸せすら遠のいてしまうことを、想像できない。

 

 膨大な量の”わからないこと”に押しつぶされそうになる。

 

 

10年後、50年後、安売りの美味しいアイスが食べたいならば、今をどう生きようか。

 

ただただ目先の幸せを求め続けていくことが、結果オーライな人生につながってくれるだろうか?

 

小さな幸せのために汗水たらしたい。

だけどそんな偉い人間に、なれそうにはないかも。

ひとつひとつの些細な行動を変えていく努力は、偉大で、こんなにも難しい。

 

鉛のように重く、海の底に沈んでしまった行動力を地上に引っ張り上げるには時間が必要だ。 

まずは明日、午前中に洗濯を終わらせられたら、自分を褒めよう。

 

 

時間は有限とよく言うけど、プレッシャーもめっちゃかけてくるよね。

バイトが週3よりも週4のほうが一週間早く過ぎるな~と心臓を抑えながらつぶやいてるうちに、カレンダーが6月から7月になってしまった。

 

だから現実から逃げたくて冷凍庫を開けてアイスを食べたのに、

むしろ現実に直面してしまうのだから夜というのは恐ろしい。

 

 

 

万が一この記事を最後まで読まれた方がいらしたら、疲れさせてしまったかもしれません。申し訳ないです。

お付き合いありがとうございました。

 

 

ねき